未分類

オフセットマウントって??

2015/07/09

またまた今日も以前いただいたコメントからご質問にお答えします。


--引用-------

スロットイットのマクラ-レンをアングルワインダーにする場合、HRSのパーツコーナーのアングルワインダー用モーターマウントを使うのでしょうか?
ついでに!!モーターオフセットの物もありますが、効果などを教えてください

--ここまで---


ここ数年、多くのメーカーでは“アングルワインダー”と“オフセットマウント”が流行のようです。

特別に“オフセットマウント”をリリースしているのはslot.itくらいですが、
SPIRITのPeugeot 406などは最初からモーターが下げられて(オフセットされて)いるので、
これと同じような効果になると思います。


まず、この“オフセット”ですが、
“モーターの位置を車体の下に下げる”ということになります。

1/32スロットカーのパーツのほとんどはプラスチックですので、
金属の、そしてかなり重量の重いモーターが“下に下がる”ということは
重量配分の面でかなり安定感が増します。

また、モーター自身にはマグネットがついていますので、
レールとモーター(=マグネット)の距離が近くなることによって
“ダウンフォース”も大きくなります。


走らせた感触もマグネットを強くした感が大きく、
恐らく、このレールとマグネットの距離を近づけたことの影響の方が大きいのではないでしょうか。

したがって、使うモーターはいわゆる“オープンタイプ”の方が恩恵が受けられます。

ちなみに、モーターに貼ってあるラベルシールを剥がしてみても
(わずかながら)効果はありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

外したモーターのグレードがわからなくならないように注意が必要ですが・・・。



「モーターを下げる」と書いていますがこれは“相対的”な話。
実際にはシャフトを上げることによってモーターの位置を下げています。


横から見るとこんな感じ。

黒いものが通常のモーターマウント。
白いものがオフセットタイプです。


シャフト位置が違うことがわかります。


両者の差は約1mm。
この1mmが結構大きな差になるんですよ。


この写真だとよりわかりやすいと思います。



ただし、シャフトの高さが上がってしまうと、
タイヤ径の小さいクルマはタイヤが接地しなくなってしまいますので注意が必要です。

-未分類