BTCC MG Scalextric

Scalextric MG6からこれからのScalextricが見える

まずはお知らせから。

セール商品をちょっとだけ追加しました。
一部商品を値下げして、ちょっとだけお求めやすくなりました。

詳しくは↓の画像をクリック!!



ちょっと前にScalextricの2017年モデルのことをblogでご紹介しました。
詳しくはこちらをご覧ください

これをご覧になってのお問い合わせやご来店いただいた方など、
Scalextricへの期待とやっぱり人気のクルマは強いなぁ。と感じた次第ですが、
あくまでもこのモデルは今年(2017年)1年間のリリース予定です。
ゆっくりとお待ちくださいませ。 m( _ _)m



さて、今日もそんなScalextricから。

昨年末から新しくシリーズ展開しているのがBTCC(イギリスツーリングカー選手権)
いわゆる『ハコ車』のレースで日本でもSuper GTの人気からもわかるようにどこの国でも人気のカテゴリーです。

既にBMW、MGがリリース済みで今月中にはホンダとフォルクスワーゲンが到着しそう。な感じ。
いよいよ(現時点で予定している)全てのメーカーが揃います。


あまり大きく取り上げられませんが、ちょっと前からScalextricのスロットカーがちょっと変わった。ので今回はそれも含めて見ていきましょう。


今回のお題は MGのMG6

実車では中国に売られてしまってからのMGの最初のモデルだそうで、
この試乗記なんか批判ばかりでちょっと面白い。。。。(笑)
(是非呼んで欲しい(笑))

スロットカーはここまでヒドくはなく(笑)むしろ最近の”Scalextricらしさ”を体感できます。

去年の後半に発売されたモデルから徐々にインラインに変更しているScalextricですが、
このモデルもその流れでインラインを採用。

ここ数年はデジタル(システム)用の基盤の関係からかドライバーも腕から上のみ、内装も上部だけ、そしてインライン。
というのがScalextricの新しい流れのようです。
例えばBMW Z4なんかはこの傾向でモデルによって2種類のモーターレイアウトが混在しているようですし、
(BMW)MINIも前回から新しくなったモデルはインラインに変更されています。

15年くらい前から始まったサイドワインダーやフロントモーターの流れは一旦変更。という感じでしょうか。
大きく見るとScalextricも今がちょっとした転換点でもあります。



内装もこんな感じで下側はかなり簡略化。
(シャシー内部のスペースを確保する動き)

『ドライバーの足元までしっかり再現』がなくなってしまうのは日本のファンにはちょっと残念かもしれませんが、
メカニカル的にはシャシー内部の自由度が上がり、タイヤ・ホイールのサイズ(幅)の自由度も増えたので個人的には『アリ』な変更です。

変わった。と言ってももちろん残っている特徴もしっかりあります。

Scalextricの特徴の一つは『ライトが点灯する』こと。
もちろんこのモデルもしっかりライトは点灯します。


フロントはもちろん。


リアもしっかり点きます。

個人的にはライトの点灯よりもシャシー始め、車体のバランスがよくなったことの方が大きな変化ですが、
やっぱりライトが点く。というのはクルマ選びにとっては大事な要素。
凝ったシステムではありませんが、メンテンス性を考えてコレくらいが満足感と実用性のバランスのいいところ。かもしれません。


ここまではこれまでのScalextricと比べると変わったのはモーターレイアウトだけ。になってしまいますが、
一番大きく変わった(と個人的に思う)のがタイヤ・ホイールサイズ。

これまではScalextricのタイヤは独自のサイズで一般的なアフターパーツを使う事ができませんでした。
ところが今回からサイズが変更になって、slot.itやNSRの汎用メーカーのパーツを使うこともできるようになりました。

消耗品としての供給が安定することだけでなく、走りにおける選択の幅。という面でみてもこれはかなり大きいと思います。
まだ走行は純正タイヤのみですが、「今度はどんなタイヤにしてみようかな」と思うだけでもかなり変わります。楽しくなります。
(もちろん車体によってはタイヤの大きさが汎用品とは異なるため使えないこともあります)

コースによってタイヤのマッチングもありますし、走らせるコース、自分の好みにあったタイヤを選択してみたり、
レースやタイムアタックで使用できるタイヤを制限してみたりしても盛り上がりそうです。
この辺は私たち使う側に選択権があるというのはそれだけ工夫のしがいもあります。
「ただ速く走るだけ」「スケール感を見て楽しむだけ」でないところもいいですね



シャシーはとってもオーソドックスなインライン
シンプルなスロットカーらしさ。があって個人的にはこっちの方がかなり好き

まだ詳しく試してみたわけではありませんが、モーターのレイアウト以外にも以前とちょっと変わったところが。

(写真の撮り方が悪くてわかりにくいですが)
フロントタイヤがちょっとだけ浮くようになっています。
これがScalextric全てのクルマの仕様なのかどうかわかりませんが
これによって車体に動き的な『遊び』が発生するようになって走りも安定するようになりました。

ちゃんと4輪が地面についていないクルマ。と嫌われそうですが、
個人的には少しは狙っているようにも感じます。
(実際にはボディを付けるとちゃんと着きますよ)

(裏技的に言われますが)ボディのネジをちょっと緩めて力を逃がすことは積極的にしますが、
同様にシャシーの方でもこの動きを持たせることは安定感に大きく寄与します。

他のメーカーのタイヤを選べるようになったのでこの当たりもセッティングの要素として捉えることもできるようになりました。
車種だけでなくパーツとしての選択も増やすことによって選択のオリジナリティや得意・不得意を選べるところが走らせるScalextricとして今後面白くなりそうです。

-BTCC, MG, Scalextric